« 2009年もよろしくお願いします | トップページ | 【Webサイト】「内定取り消し」と「派遣村」 »

2009年1月 2日 (金)

「個人情報漏洩」被害に遭いました。

 皆さんは、「ダイレクト出版」はご存知でしょうか?
 興味・関心ある方は調べていただければいいのですが、「7つの習慣」を訳したジェームス・スキナー氏のCD教材を定期購読者向けに販売している会社です。

 「情報漏洩」に該当する方には、既に郵送で「お詫び」が届いていると思います。
 若狭にも届きました。
 それを読みますと、
  ●2009年早々に退職予定の社員が、ユーザー情報を持って名簿業者に売り払ったとのこと。
  ●掲載されていた方の中には、既にその売り払われた情報を元に営業があったとのこと。

 許されないことです。

 漏洩した元社員も問題ですし、購入した名簿業者も問題です。
 対処として、「ダイレクト出版」は、名簿の買取と相手先の情報削除を交渉しているとのこと。
 当然のこととはいえ、ぜひ情熱の切れることなく、とことんまで追求していただきたいとエールを送ります。

 もっとも、
 電子化されたデータはコピーが自在ですし、データベースに組み込まれてしまうと、個人情報は丸裸になります。
 紙媒体であっても、コピーの性能が高くなっているので、劣化が低く、場合によってはデジタル化も容易です。

 技術に善悪はありませんが、技術の進歩の是非について考えたくなります。

 さらに、考えたことがあります。
 これは「ダイレクト出版」だけに限ることではありませんが、「これから伸びていこう」としている会社には共通するでしょう。
 会社の理念、商売の柱を考え、売り上げを上げるのに頭がいっぱいで、「お客様の情報は収集するもの」という考え方しかできていないのではないか、と感じるところがありました。
 (「無料特典」といいながら、個人情報を執拗に記入させるようになっているものが多々ありますよね。)

 もちろん「ダイレクト出版」にもそれに配慮する視点が無かったとは言いません。
 でも、常にイケイケドンドンではダメで、成長のペースが落ちてもという覚悟の上で全てを見回す視点は欠けていたのでしょう。

 「起業セミナー」では、「やる気」「情熱」「やると決めること」などと言われることが多いです。(もちろん書籍でも)
 理屈ではわかるのですが、ずっと違和感を感じ続けていました。
 もちろん、躊躇していてはスタートを切ることはできません。また、100%誰もが満足する方法や提案などありません。経営トップは、抵抗を「向かい風」と捉えて上昇していけるくらいの確信が必要なのも確かです。

 でも、でもですね。
 それだけではダメなんです。
 信頼できる、別の視点を持つ共同責任者を必ず横に置いて下さい。
 自分の弱み、弱さを認めてください。
 それを認識することで、健全な経営ができると思えば安いものだと思いませんか?

(コーチング・サービスを提供している身としては、両者に対してコーチングしたいところです。)

 このほかにも、法律、税務、海外との取引など注意を払う分野は多岐にわたります。
 それでも、不特定の他人(お客様)の情報を扱う際には、最大限の注意を払ってください。
 あなたが給料を返上したって、廃業したって、お客様の不利益は一生続く可能性があります。

 このまま大きな問題なく、この事件が収束することを願って、この項を終えることとします。
 皆さんも、運営側、ユーザー側ともに可能性があります。十分にお気をつけください。

|

« 2009年もよろしくお願いします | トップページ | 【Webサイト】「内定取り消し」と「派遣村」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/214675/43608463

この記事へのトラックバック一覧です: 「個人情報漏洩」被害に遭いました。:

« 2009年もよろしくお願いします | トップページ | 【Webサイト】「内定取り消し」と「派遣村」 »